-------中力粉-------

小麦

小麦はイネ科の植物です。私たちの作る野菜はどうしても小松菜などのアブラナ科や レタス類のキク科に偏ってしまうので、
小麦を輪作体系に組み込むことにより、病虫害を少なくすることが出来ます。
麦を収穫したあとに残る麦わらも夏野菜の根元に敷くなどして使います。
栃木県は大麦や小麦が昔から多く栽培されてきました。
パンや麺、菓子、飼料など、小麦はいろんなものに加工され、私たちの食卓に欠かせないものですが、 そのほとんどが安価な輸入小麦なのです。 (日本の小麦の自給率は平成18年で13%)

小麦畑

私たちの作っている小麦は、「農林61号」という昭和18年に品種登録されて以来長く愛され続けている品種です。
うどんやお饅頭に使われていただけあり、パンやお菓子にするとちょっとどっしり、もっちりします。
でも風味のよさは格別です。ぜひ、いろんなものに使っていただきたいです。

麦踏み・・・小麦は11月初旬に種まきし、ゆっくりと大きくなりますが小さいまま冬を越します。
12月から2月、何度か麦踏みをすることにより、霜によって浮いた根をおちつかせ、刺激により発根が促されます。
収穫は6月、梅雨の合間をようく見計らって、刈り取りをします。

小麦


>>お料理

てんぷらの衣、お好み焼き、すいとんなど。

■おやき

2008年のJONA主催の親子農業体験プロジェクト「seeds+」〜収穫した小麦でおやきをつくろう〜で実際に作ったレシピです。
子供も大人もわいわいしながら、はじめての方が多かったのにもかかわらず大変楽しく美味しくできました。びっくりしたのは、うまく包めなくて具がちょっぴりでほぼ生地のおやきでも美味しかったこと!
シンプルな材料シンプルな作り方でこれだけおいしいのはいくつかのコツを押さえたこととベジJONAの小麦の力のおかげかなと思います。

・皮(10個分)・・・中力粉300g、塩大さじ1、水約200cc

・南瓜のおやきの具(10個分)
   カボチャ300g、醤油少々、塩少々
・きんぴらのおやきの具(10個分)
   ごぼう250g、にんじん50g、ごま油大さじ1、味醂大さじ2、醤油大さじ2、酒または水適宜

      
  1. 中力粉、塩をボールに入れ、水を加え、混ぜ合わせる。
    Point1 水の量は小麦の水分量や気温にも関係するので、こねても手に付いて扱いにくいなら粉を足し、固すぎて包みにくそうなら水を足す。       
  2. こねる。
    全体になめらかになるまでよくこね、丸め、乾かないように濡れ布巾を被せる。       
  3. ねかせる。
    Point2必ず30分は寝かせる。余裕があれば1時間寝かせると包みやすい生地になります。       
  4. 具をつくる。
    <かぼちゃ>:やわらかくなるまで蒸し、ボールに入れてつぶし、醤油、塩を加える。水分の多い南瓜の場合は、鍋に移し、水分がとんで、包みやすい固さになるまでへらで混ぜながら火にかける。広げて冷ます。
    <きんぴら>:ごぼうと人参は細めの千切りにする。包みやすさを考えて短めにすると良い。ごま油でしんなりするまで弱めの中火で炒め、味醂、醤油、酒または水の順に加え、汁けがなくなり、柔らかくなるまで、炒め煮にする。(牛蒡がかたいままだと包むときにむずかしくなります。)冷ます。       
  5. 包む。
    まな板に打ち粉をし、3の生地を10等分する。
    手のひらで薄くのばし、用意しておいた具を中心にのせ、皮をまわりから持ち上げ、包む。
    (中の具がわかるように、ごまなどでしるしをつけると良い。)
  6. 焼く。
    フライパンかホットプレートを200℃に熱し、おやきを、綴じ目を下にして並べ、ふたをして蒸し焼きにする。狐色になったら裏返し、再びきつね色になるまで蒸し焼きにする。

    親子教室ではすいとん汁もつくりました。ぜひ、あたたかいうちに頂いてください。       
おやき    


>>お菓子作り

*中力粉、ということは、普通の薄力粉よりもグルテンが強い、ということです。
と、いうことは、
スポンジケーキを作ったら、フワフワというより多少どっしり、
クッキーなら、サクッというよりザックリ、ということです。
しかしそんなに気を使いすぎることはありません。
特にパウンドケーキなど、どっしりしたものは向いています。
*薄力粉での仕上がりに近づけたい場合は、
(特に水分と一緒の状態で)練らないように気をつけ、長めに寝かす、ということです。



■クレ−プ
 

ジャムや旬の果物、クリームを巻いて。野菜とツナやハムでお食事も良いですね。

      

・中力粉100g・さとう大匙1・塩1つまみ・卵Mサイズ2個        
・牛乳270cc(薄めが好きな場合330ccくらいまで増やせます。・溶かしバター大匙1〜2

      
  1. 粉、さとう、塩を合わせてふるう。       
  2. 卵を割りほぐし、牛乳を加え、泡だて器でよく混ぜる。       
  3. 1に2の液をまず半分加え、良く混ぜる。残りの液を加え混ぜ、溶かしバターも加え、滑らかになるまで良く混ぜる。       
  4. ふるいかザルで漉し、30分以上休ませる。              
  5. フライパンに布などを使い、ごく薄く油をひく。中弱火にかけ、4を流しいれ、フライパンをまわして生地を薄く広げ、両面を焼く。(!火が強いと、生地が広がりきる前に固まるのできれいに仕上がりにくいです。)       
クレープ     
■ボイルド・ケーキ Boiled Cake・・・直径15センチ、深さ約6センチの丸型1台分
 

簡単で、洗い物が少ない、そして美味しい、だから気軽に作れる!    
イギリスのレシピ本に載っていました。なんと、材料を入れた鍋を火にかけてしまうから、ボイルドケーキなのです。

A(・さとう130g ・レーズン130g(約カップ1 好みでラム酒に漬ける) ・牛乳180cc ・バター100g)        
・卵1.5個
B(・中力粉230g ・ベーキングパウダー小匙2 ・シナモンパウダー(好みでクローブやジンジャーも)小匙1)

      
  1. 型の内側にバターを薄く塗り、粉(分量外)をはたいておく。オーブンを160度に予熱。       
  2. 大き目の鍋に、Aの材料を全て入れ、バターと砂糖が溶けるまで、時々まぜながら弱火にかける。バターは切っておくと早いです。         余熱でも溶けるのでバターが全部溶け切る前で火からおろし、粗熱をとります。お風呂くらいの温度ならOK。       
  3. 2に溶き卵を加え、泡立て器で均一に混ぜる。       
  4. 3にBを振るいいれながら泡だて器で混ぜる。途中生地が重たく、混ぜにくくなったらヘラで大きくまぜます。       
  5. 粉気がなくなったら型に流しいれ、160度のオーブンで約70分、くしで挿してもなにもつかなくなるまで焼きます。         焼きあがったら型から出さないで冷まします。       
ボイルドケーキ    
■パンケーキ
 

これは薄めレシピです。牛乳を減らすと厚さがでます。砂糖の量はお好みで。

      

・中力粉130g ・ベーキングパウダー小匙2 ・塩小匙ひとつまみ        
・砂糖15g(大匙1と1/2強)  ・牛乳130ml ・卵1個

      
  1. 溶いた卵、牛乳、砂糖を混ぜる。       
  2. 1に粉、ベーキングパウダー、塩、を合わせたものをふるい入れ、泡だて器でよく混ぜる。                
  3. フライパンを熱し、熱くなったら数秒ぬれ布巾のうえに置き、フライパンの熱を均一にする。         再びフライパンを弱めの中火にかけ、植物油とバターを約半々の割合で入れて、全体に薄くのばす。       
  4. 生地を流す。表面が乾いて泡がでてきたら、ひっくり返して裏面を焼く。              
  5. (串を真ん中に刺して、何もついてこなかったら焼きあがり)
    もちろんハチミツやバター、ジャムをそえて。                

pancake       
パンケーキ
■スコーン
 

手早く作るのがコツです。焼きたてがおいしいです。

      

・中力粉225g・ベーキングパウダー小匙3・塩小匙1/2・バター大さじ4と1/2        
・砂糖45g牛乳大さじ2・卵1個

      
  1. 粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるう。       
  2. 1センチ角に切り、冷やしておいたバターを1に入れて、指でですりまぜるようにもみこみ、         バターがパン粉くらいの粒にする。ここに砂糖をいれ、まぜる。       
  3. 別のボールに卵を溶き、牛乳を加えて混ぜ合わせる。       
  4. 2に3を入れ、最初はへらでまぜ、途中まとまってきたら手で手早く何度か捏ね、だいたい全体に水分がいきわたったらひとまとめにします。       (こねすぎて弾力が強すぎるようなら少し冷蔵庫でねかせます。)       
  5.  打ち粉をして麺棒で2センチくらいの厚さに伸ばし、丸型でぬき、天板に並べて         好みで牛乳か溶き卵を表面に塗り、230度のオーブンで10分ほど焼きます。       
スコーン